映画フェアプレーを見ました。
この映画、トラウマが蘇りました。
主人公は一瞬で何千万と損失が出るような緊張感あるヘッジファンド勤務で、向かいに座るアナリストと婚約していることは秘密にしています。
秘密にしなきゃいいのに…と思うのですが、それはおいといて、
ヘッジファンドでなくても、男性の多い職場や、ワンマンな社長がいる職場で働いたことがある人は思い当たることがあるかもしれません。
男同志の貶し合い、悪口だらけ、でも酷く汚くみえて、実は理にかなっていて、真実でもある。
周りの社員は女性主人公を「野獣」と噂します。そもそも1番最初のシーンで喫煙してた女性。
彼氏はその後プロポーズするけど、結婚を考えてる女性って禁煙したりしますよね。赤ちゃんに影響するから。
結婚を喜ぶ両親からの電話のシーンもノイズが入り、うるさいなぁという主人公の心情演出があり、
今思えば、これは結末に向けての細かい細かいジャブだったんだな、と思いました。
最悪の環境でも真実の愛を貫くのかと思いきや…。
職場環境が酷すぎると、愛に救いを求めたくなり、そう思い込んでました。
女性の主人公が酷い言葉で罵られます。
損失を穴埋めして利を出しても、その酷い言葉は忘れたふりをされ…。
お祝いに高いとこへ飲みに行こうと、同僚と行くところはストリップバー。会話は下ネタだけ。
男なら最高なんだろうけど。そんなところ行かなきゃいいのに、行くと言ってしまう。
狂ってるよー。
徹底的に弱った味方を追い詰めて、最後笑うんですよー。
怖すぎる。サイコパス。
でも、男社会で酷い目にあった女性はスカッとするかもです。
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